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2019(平成31)年4月。長崎に新しい自由な学校が誕生します


今週の様子(7月5日)

<小学校>

 ものづくり工房は、竹、木、そして紙をつかって灯ろうづくりをしています。提灯(ちょうちん)と、行灯(あんどん)のちがいもわかりました。キルクハニティに行っていた子たちは、本づくりや展示、そして、発表の準備にも大忙しです。毎日、おそくまでのこって仕事をしている子もいます。夏休みまでのこり2週間、ものづくりをおもいきり楽しみます。

 劇団ひらおだいでは、7月17日(水)と18日(木)の昼休みに2回目の発表会をします。劇は日本の怖い話「古寺のくも」とヨーロッパのお話「ゼラルダと人喰い鬼」、3人組で挑戦するコント「ようかい列車」、ダンス劇は「シング、シング、シング」と「ゲゲゲのきたろう」をひろうします。本づくりも同時に進めていて、来週も忙しくなりそうです。

 ファームは、きゅうりやピーマンが収穫できました。ほかの野菜もすくすくと育っています。「めっちゃ、でかいやん」「先週まで小さかったのに、もうこんなに大きくなってる」「トマトの枝って、こんなに大きくなるなんてすごいね」と、成長ぶりに驚きの声がきかれました。また、1学期の活動をまとめるために本と劇をつくることになりました。

<中学校>

 平尾台研究室は、今週もプロジェクトの中心となる活動について話し合いました。その結果、農業を中心とし、そこから広がってやきものにも取り組みたいという結論にいたりました。これからどんな活動が展開していくのか楽しみです。また、鶏小屋の改造も進んでいます。与えるエサの違いで鶏の成長や卵の質・量がどのように変化するのか、比較実験するために、小屋の内部をいくつかに区分けする予定です。

 テアトル平尾台は、名作について調べ、発表しました。日本の文豪作品から外国の童話まで出てきましたが、被っているものもあり、他にも調べてみることになりました。「悪役をやってみたい」、「善人の役をしたい」、「ぶっとんだ役をやってみたい」など役についても伝えあいました。新しいグループ劇も始まりました。音響や舞台美術などの裏方の担当もでき、どんな劇になるのか楽しみです。

 グローカル・グループは図書館に行って、飢餓や貧困のことが書いてある本を借りてきました。難しい本がたくさんありましたが、食品ロスだけを知るのではなく、貧困なども調べていきたいです。

<寮>

 今週も体験入学に男の子が1人来てくれました。みんなとお風呂に入ったり、朝ごはんの準備を手伝ってくれたりと、寮生活を楽しんでいました。