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2019(平成31)年4月。長崎に新しい自由な学校が誕生します


今週の様子(11月8日)

<小学校>

 

ものづくり工房は、テラスの工事がどんどんすすんでいます。基礎部分となる束石(つかいし)に、切った柱をたてました。柱どうしの幅や高さの微調節はたいへんですが、形が目にみえてくると、仕事の意欲もぐっと高まるようです。「すごいね!」「楽しみにしているよ!」と、ほかのクラスの友だちに声をかけられ、うれしそうな顔もみせています。テラスだけでなく、テーブルも計画中です。

 

 

劇団ひらおだいでは、大きな劇の台本の作成に取りかかりました。劇団の子どもたちが時空を越えて妖怪や化け物に出会うお話です。担当者が原案を作成して、それをもとにみんなで話し合っています。「トイレをタイムマシンにしようよ」「陰陽師の安倍晴明を登場させよう」「影絵を取り入れられないかな」と楽しいアイデイアがたくさん出ています。

 

 

ひらおだいファームは、収穫したサツマイモを使って料理をしました。味見は料理をしている人の特権。「味付けしてないお芋もおいしい!」「あまいね!」と楽しみながら、大学芋、スイートポテト、さつまいもパン、芋けんぴ、いきなりだんごをつくりました。一方、畑ではジャガイモがイノシシの被害にあいました。電柵がちぎられていて、イノシシパワーに衝撃をうけています。

 

 

<中学校>

 

テアトル平尾台は、全体劇の話し合いを重ねてきました。読み合わせをしたり作品からの広がりを考えたりして、作者や作品の魅力などを伝え合いました。自分の想いや考えを言葉にすることは簡単ではありません。「どうしたらできるようになる?」とコツをきいたり、自分の気持ちをしずかに見つめたり、考えをまとめている姿がみられました。

 

 

平尾台研究室では、棚田の開拓がはじまりました。土を掘り起こしたり大きな石を動かしたりと力仕事がいっぱいです。平尾台の研究はポイ捨てゴミや不法投棄について話を聞きに行きました。問題は多そうです。ニワトリは10羽を小屋に出して育て始めました。元気に飛び回っています。畑の作物は順調に育っていて、その世話もたいへんです。仕事はたくさんあって、みんな忙しそうに動いています。

 

 

グローカルグループは、秋祭りで集まった食品と古本をフードバンク北九州にもって行きました。ここは、食べ物が必要な施設や十分に食べられない人たちに、無償で食べ物を配る活動をしています。私たちもその活動に協力したいと思い、どんなことができるか話し合っているところです。

 

 

<寮>

水曜日に8・9・10月の誕生日パーティーをしました。体育館でたくさん遊んだ後は、ジュースで乾杯。ビンゴ大会ではビンゴになった子から豪華なデザートがとれるので、みんな一喜一憂しながら楽しんでいました。