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2019(平成31)年4月。長崎に新しい自由な学校が誕生します


2学期スタート!!(9月6日)

<小学校>

 ものづくり工房は、1学期のおわりから相談していた、ホールテラスの増築工事の計画をしています。広さ、高さはもちろん「グランドがせまくならないようにしよう」「どれくらいの人がすわれるかな」など、考えながらデザインしています。ひさびさの学校で、好きなものをつくる時間にはいきいきとした笑顔がたくさんみられました。

 劇団ひらおだいは、こわ~い話で2学期がはじまりました。鬼の伝説や『妖怪百物語』のDVDを見て、ゾクゾク。暑さも吹っ飛ぶ怖さでした。「大きな妖怪カルタを作って、保育園の子どもと遊びたいな。」「世界の妖怪をしらべてマップ作りをしたい!」とつくりたいものややりたいことがいっぱいです。来週は、京都の人形劇団による人形づくりワークショップが予定されています。

 ひらおだいファームは、1学期に植えたジャガイモの収穫をしました。ファームのジャガイモは夏休み中に枯れきってしまい、地上の目印がありません。植えたと思われる場所をスコップでほりかえします。「ここらへん、あるかな?」「見つけたら運がいいってことね」と、まるで宝探しをしているみたいでした。「あったー」という声が聞こえると、そのまわりをみんなで掘り出し「1、2、3・・・9こもあった」と、うれしそうな顔。全部で1510こありました。また、秋ジャガを植えるための準備もしました。ジャガイモ三昧の2学期のスタートです。

<中学校>

 平尾台研究室は、冬野菜を作る畑の準備をしました。草刈りをしてみると意外と広く、たくさん作れそうです。ダイコン、ハクサイ、キャベツ、イモを育てる予定です。また、等覚寺の復田する場所にソバの種をまきました。約1畝(10×10mほど)の土地を2日がかりで耕し、やっと間に合いました。作物の時期に合わせなくてはいけないので大変です。

 テアトル平尾台では、2学期の活動について話し合いました。クラスの年間計画のほかにも、新しくチャレンジしたいことが出てきます。その1つ、沖縄バージョンの「A Whole New World」をみんなで歌いました。三線が奏でる音色や独特の言葉やイントネーションに、すっかり南国の雰囲気に。11月の沖縄の劇がたのしみです。全体劇の候補についても、映画を観たり、台本を読んだりしました。

 グローカル・グループは、2学期も食品ロスを減らそうと取り組みをしている企業などを取材しようとしています。また、映画「0円キッチン」を見ました。ヨーロッパ5か国をまわり、各地で捨てられるはずだった食品で調理していくという内容です。食品ロスは、日本だけでなく海外でも問題になっているようです。

<寮>

 みんなの元気な顔が戻ってきました。夏休み中にピカピカになった寮を見て「すごい!きれーい!!!」と笑顔でした。平尾台はまだまだむし暑いですが、みんな元気にグラウンドで遊んでいます。