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2019(平成31)年4月。長崎に新しい自由な学校が誕生します


今週の様子(2月28日)

<小学校>

 

ものづくり工房。国内で唯一、カルタ専門資料館の『三池カルタ歴史資料館』に行ってきました。資料館がある大牟田市は日本カルタ発祥の地でもあります。だれもがよく知るカルタですが、大航海時代に、はるか遠くポルトガルの船乗りたちがもちこんだもので、カステラやタロット、よくみる模様もポルトガルからやってきたものだと知りました。ガイドの方のお話を熱心にきき、身近なものから外国とふかいつながりもわかりました。

 

劇団ひらおだいでは、オニの名がつく場所をたずねて平尾台を散策しました。最初に行ったのは鬼がパンツを乾かしたという「鬼のへこ干し」。次に行ったのはオニの兄弟が住んでいたという「青龍窟」。最後に「鬼の唐手岩」に登りました。どこもゴツゴツとした岩があっていかにもオニが現れそうな場所でした。物語の舞台を知ったことで、劇にリアリティがうまれそうです。

 

ひらおだいファームでは、旅行や1年間のまとめをするために本づくりやクラス発表の準備をすすめました。「旅行で学んだことがわかるような本にしたいね」「1年間でいろいろしてきたから、伝えたい内容が選べない」など、いろいろな意見がでました。これまでの活動やそれから考えたことをじっくりと見つめなおしたいです。

 

<中学校>

 

テアトル平尾台は、発表に向けて引きつづき劇の練習をしています。今週は、棒立ちになっているところや沈黙になっているところに動きがでるようにしました。発表の日が近づき、焦りも出てきています。「残業させて!」との希望があり、通学生も残ったり寮生は夕食後も大道具づくりをしたりする姿がみられました。焦りながらも「やるしかない!」とみんなの気持ちが一つになっています。

 

平尾台研究室。畑の土づくりを大規模にしようと、シイタケの菌床をもらってきたり平尾台の側溝にたまっている枯れ草を集めてきたりしました。土づくりのための大きな山をつくっています。平尾台研究は、放課後にごみ調査を続けています。いろんな子が手伝いに入って、新しい発見もあるようです。ニワトリは日に2、3個と順調に卵を産んでいます。また、本の発行のために、活動や調査をまとめた原稿書きに忙しくしています。

 

グローカル・グループはクラスの本づくりに向けて原稿を書いています。1年の活動をまとめるのはとても大変ですが、少しずつ進んでいます。また、昨年の本の増補版の印刷も始めました。原稿と印刷に追われていて急がしいですが、それぞれ頑張っています。3月に2回目のフードドライブを予定しています。詳しくは同封のチラシをごらんください。ご協力お願いします。

 

<寮>

 

ながさき東そのぎの「ことのねファーム」のみんなが来てくれたので、夜の体育館で遊んだり一緒にお風呂に入ったりしました。また遊びに来てくれるといいな。