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2019(平成31)年4月。長崎に新しい自由な学校が誕生します


待ちに待った学校の再開です。

待ちに待った学校がはじまりました。みんな笑顔で登校し、久しぶりの学校を満喫しています。今年度から、転入生が3名新しく仲間入りしました。よろしくね!

 

<小学校>

 

ものづくり工房。 「はやく何かつくりた~い!」「今日はなにする!?」と、毎日が楽しみでしかたがない声がきこえてきます。おもちゃ、剣、本棚など、ひさしぶりの木工の時間を、おもいきり楽しんでいました。「木を切るの、サイコー!!」と、うれしそうな顔もみられます。みんなで楽しい場所をつくるなら、どんなところにしたいか、絵を描く時間もとりました。

 

劇団ひらおだいは元気いっぱいの子どもたち21人で出発です。今年のテーマは「冒険」です。水曜日には平尾台の冒険の下見をかねて茶が床の近くまでお出かけしました。また、ロビソン・クルーソーが海賊に襲われる場面を劇にしました。短い時間に完成させ、みんな楽しく演じました。さすがに劇が好きな子どもが集まったクラスです。

 

ひらおだいファームでは、さっそく畑に行きました。「オバケカボチャってどれ?」「小さいキュウリがもうできてる!」と、ワクワクの声がたくさん聞こえてきました。休校中に写真でみていた野菜を実際にみてうれしそうでした。また、やきものの作品づくりもしました。お花のついたかわいいお皿やたくさん食べられるカレー皿など、みんなそれぞれちがっていてどれもステキな作品です。はやくそのお皿に料理をのせて食べたいな。

 

<中学校>

 

テアトル平尾台にあつまった中学生は12人です。今年度は、平尾台や北九州の歴史、学校のルーツに焦点をあてて、実話をもとに劇づくりをしていきます。さっそく練習として短いエピソードの台本を読み合わせると、北九州弁に苦戦しながらも楽しむ姿がみられました。また、保護者会からいただいたプロジェクターを使って、体育館で高校演劇の作品を鑑賞したり、サツマイモの苗を植えたりしました。

 

今年のくらしの文化館は学校のリノベーションがテーマです。まずは校舎まわりを歩いたり、学校の中を見たりして、使いやすくしたい場所や直したいところを探しました。今学期は、寮の塀をつくることと「ざしきわらしの部屋」リノベーションの計画をすることに決まりました。塀のデザインが決まったので、来週から早速、基礎工事がはじまります。完成予定日は7月16日。大忙しです!

 

グローカル・グループは、「衣」というテーマで進めていくことになりました。衣というテーマから「文化と歴史」、「社会問題」、「環境問題」の三つの観点に分かれ、調べていくつもりです。また、畑で綿を育てています。綿はどのような肥料を使い育てていくのか、綿をどのようなものに加工するのかを、みんなで話し合って決めていきます。

 

<寮>

 

今年度の寮生は新1年生2人、転入生3人を含めた45人でスタートしました。ホームシックで泣いている子にやさしく接してくれる子、「寮母さん、仕事が増えて大変だよね。ありがとう。」と言ってくれる子。生活は少し変わりましたが、温かい空気につつまれた寮生活になりそうです。