ホーム » イベント&トピックス » 学園の様子

2019(平成31)年4月。長崎に新しい自由な学校が誕生します


今週の様子(1月24日)

<小学校>

 

ものづくり工房は、箱づくり、ワタしごと、本づくりの一週間でした。木工や手芸の作品をいれるための、自分だけの箱をつくります。「思ったよりも時間がかかっちゃった」と、シンプルだからこその難しさを感じています。ワタしごとでは、種を綿くり機でとり、カーダーをつかって繊維状にしました。「手のひらにのってる感じがしない」と、軽さとやわらかさにびっくりしています。1、2学期の本ももうすぐ完成。来週には、完成するといいな。

 

劇団ひらおだいでは、日本八大天狗の一つ、豊前坊(ぶぜんぼう)がすんでいたという英彦山にお出かけしました。英彦山は山伏が修行した場所でもあります。「天狗と鬼の目と口が金色だ!」「山伏のほら貝って大きいね。」と、夢中になって展示を見学しました。天狗や鬼がでそうな深い山の雰囲気をあじわいました。これから、劇にどんなふうに活かせるか考えていきます。

 

ひらおだいファームでは、旅行に向けて話し合いがすすんでいます。3学期は、サツマイモをメインに活動をしていくので、ゆかりのある長崎県に行き先が決まりました。「サツマイモをつかった六兵衛うどんが食べたいな。」とみんな今から楽しみです。同時に、タクアンや干し芋などの保存食づくりもしています。たくさんできた野菜やサツマイモを長く楽しむ予定です。

 

<中学校>

 

テアトル平尾台は、市民センターに朗読劇『春の夢みたい』を観に行きました。舞台にはベッドだけが置かれていて、「どんな劇がはじまるんだろう」と想像力をかきたてます。5人の役者さんが何役も演じ分け、時の流れもわかりやすく表現されていました。帰ってからクラスで感想をわかちあい、衣装変えや黒子の工夫、声の大きさや表情など「自分たちの劇に取り入れたい」と話しました。

 

平尾台研究室は、活動に関係する場所へ見学に行くための話し合いをしました。有機栽培や固定種にこだわる農家さんや平飼いの卵を取る養鶏家さん、環境問題に関係する場所など候補がでています。米の消費量について行政の方へお話を伺おうと、県庁にも連絡をしました。専門家の話を詳しく聞かせていただき、それぞれのテーマを掘り下げていきたいです。

 

グローカル・グループは、3学期の活動の見通しをたてました。思っていたよりもすることが多く3学期も最後の最後まで忙しそうです。同時に、個人研究もしています。食品ロスが環境に及ぼすことや、貧困、海外での食品ロスに関する法律など、それぞれ進めています。

 

<寮>

 

今週は体験入学がありました。小さい子がたくさん来てくれて、寮生が優しく接してくれている姿はとても微笑ましく、頼もしかったです。寮生が増えて、どんどんにぎやかになってくれるといいなー。