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2019(平成31)年4月。長崎に新しい自由な学校が誕生します


今週の様子(9月11日)

<小学校>

 

ものづくり工房。NHKの番組の取材で、脳科学者の茂木健一郎さんが来られました。「何をつくっているの?」「ここはどんな学校なの?」「こんなにおもしろい学校があるんだね!」子どもたちにたくさん話しかけてくださり、茂木さんからの質問にも堂々とこたえていました。ものづくり工房の活動だけでなく、みんなで敷地内の案内もさせていただきました。「また、茂木さんにきてほしいな!」と、とても喜んでいました。取材の様子は10月30日の(NHK総合 午後8:15~)放送予定です。

 

劇団ひらおだい。冒険ときいて、どんなものをイメージするかな?「船にのって島へ行く」「魚をとって料理をする」「山に登る」など、子どもたちは冒険について考えます。さっそく、ほたるの里公園というみやこ町を流れる川へ行きました。魚を捕る子、石を探す子、思いきり水をあびる子と、さまざまに過ごしました。お話を読むなどして、もっと冒険の世界を楽しみたいと思います。

 

ひらおだいファーム。台風の被害を、みんなで畑に確認に行きました。「野菜が風で倒れているね」「電柵が倒れて、動物にピーナッツが引き抜かれてる!」と台風の被害を実感し、これからの対策に頭を悩ませているところです。かまど小屋の工事もちゃくちゃくと進んでいます。「てこの原理を利用してくぎを抜くと楽だね」「おれたちめっちゃ頑張っとるよね」と頭と体を動かしながら楽しく活動しています。

 

<中学校>

 

テアトル平尾台は、本づくりや劇の話し合いがどんどんすすんでいます。たくさんアイディアが出て、まとめるのも一苦労です。みんなが納得できるよう自分の気持ちを素直に伝えたり、相手の気持ちを尊重し合う姿が見られました。支柱を立て直したり草を抜いたり、台風の影響で荒れた畑の手入れもしました。秋風の心地よい季節、これからお出かけもたのしみたいです。

 

くらしの文化館は、春吉の眼鏡橋に出かけて、水遊びを楽しみました。紫川にかかる石造りの二重アーチのかっこいい橋です。市指定の史跡にもなっています。後半は通り雨に降られ、雨と川の水でびしょびしょでした。また、全校ミーティングではざしきわらしの部屋をどのように使いたいかを全校のみんなから聞き、置きたいものや使い方を考えました。クラスの全員一致でテーマはキルクハニティのライブラリーのような部屋にするとなりました。具体的な構想はこれから練っていきます。

 

グローカルグループ。台風のあとはほとんどの綿が倒れていました。実をつけていた枝もたくさん折れていましたが、支柱を立て直して土を寄せました。そんな中でも、嬉しいことに綿の収穫ができました。また、はかた伝統工芸館と博多織工芸館に見学に行きました。織体験や工場見学、博多織のお話もたくさん聞きました。はやく機織りがしたいです。

 

<寮>

 

先週、お願いしていた掃除機をさっそく寄付していただきました。大きなテレビも寄付していただきました。とても助かっています。ありがとうございました。中学生がテレビのサイズに合うすてきなテレビ台をつくってくれました。使わないときには収納できる新しいテーブルも組み立ててくれて、センターがどんどん使いやすくなっています。ありがとう。