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2019(平成31)年4月。長崎に新しい自由な学校が誕生します


今週の様子(2月19日)

<小学校>

 

ものづくり工房。おどり場つきの階段ができあがってきました。だれが使っても安全で、たのしいものをつくるには時間もかかります。でも、「少しでもはやく完成させたい!」と、雪の中でもがんばる姿は、たのもしいかぎりです。予定よりも大きな建物になり、完成予定日ものびてしまっていますが、まずは、安全第一。力をあわせて、元気にしごとをすすめています。

 

劇団ひらおだいは、『冒険者たち』の発表に向けて練習をしました。今回の見せ場は、イタチとネズミの闘いの場面です。どうしたらかっこよく、迫力のある闘いにみせられるか何度も話し合いをしました。まずは、にらみ合う、動作を大きくする、声を出すなどいろいろなアイディアが出ました。演じながら工夫をこらし、どんどんよくなっています。

 

平尾台ファーム。先週に引き続き、ピザや冬野菜のシチュー、どら焼きなど6品の料理をしました。「やった!どら焼きが先週よりもうまくいった」と、よろこぶ声や「あんこって、どのぐらいゆでるの?」と、相談する声、「ぼくが火加減みるから野菜を切っていいよ」と、やさしい声。どの声もイキイキとしていて楽しそうでした。失敗したり、協力したりとプロジェクトの醍醐味を味わっています。

 

<中学校>

 

テアトル平尾台は、急ピッチで大道具づくりをすすめているところです。イメージを共有するために何パターンも下絵を描き、みんなで一つずつ決めています。大きさや素材などを工夫しながら和気あいあいと作業に取り組む姿はとても楽しそうです。教室に衣装を収納するスペースを取り付け、一気に楽屋のような雰囲気ができあがりました。

 

くらしの文化館は、リノベーション工事・家具づくり・個人研究が進んでいます。工事場所は狭くてたくさんの人は入れないけれど、それぞれの場所で自分のすべきことに集中しています。本づくりの話し合いもしました。2学期までに書いた原稿に今学期に書く原稿も加わるので、完成したら分厚い本になりそうです。リノベーション工事も本づくりも目標とする形が少しずつ見えてきています。

 

グローカル・グループ。とうとう糸紡ぎが終わりました。糸の長さはおよそ8000m。糸車を回した回数は約6万回。大変でしたが楽しかったです。そして、その紡いだ糸で、のれんに刺しゅうをしています。また、環境問題や人権問題に取り組んでいる企業4社に取材をしました。すべての企業の社員1人1人が問題について深く考え、絶対に解決するという熱意を感じました。

 

<寮>

 

水曜日、木曜日と平尾台にまた雪が降りました。朝ごはんのあとには、テラスで楽しそうに雪遊びしている姿が見られました。みんなが登校した後、テラスのテーブルの上をみると、ちいさい雪だるまが出来ていました。