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2019(平成31)年4月。長崎に新しい自由な学校が誕生します


今週の様子(5月14日)

昨年、校舎の軒下に巣を作ったツバメが戻ってきて、卵をあたためはじめました。巣の中からツバメの赤ちゃんたちが顔を出す日が待ち遠しいです。

 

<小学校>

 

いきもの&クラフトは農事センターに行った後に出し合った、たくさんの疑問を本で調べました。新しい発見がたくさんあり、図鑑や本を休み時間もじっくり読む子どもたちの姿が見られました。小屋づくりも進んでいます。「ポニーの顔が出せるといいな」「草原の絵を描いてあげたら広いところにいる気分になるかも」「仲間の絵もいるかもなぁ」。ポニーの気持ちになってみるといろんな意見が出てきます。来週からは小屋に加えて放牧する場所に柵をつくりはじめる予定です。じわじわと工事が進んでいます。

 

劇団ひらおだい。机づくりが終わり、いよいよ今週から劇づくりに向けて本格的に動き出しました。「大きな劇に向けて1学期にグループ劇をたくさん経験しておきたい」「学期に1回は大きな劇をつくりたい」など何度も話し合いを重ねました。1学期はクラス全員が参加する大きな劇と少人数のグループに分けて行うグループ劇をすることになりました。劇のテーマも決まり、台本作成にとりかかっています。どんな劇になるのかとても楽しみです。

 

ひらおだいファーム。「夏野菜の畝をしあげたいのに、今日も雨だね」「てるてるぼうずをつくらなきゃ!」と、毎日、天気予報をチェックします。畑しごとの日は、クワとスコップで畝をたてる、マルチシートを張って杭をうつ、チームでつくった看板をたてると、おもいっきり体をうごかして作業しました。畝が完成したら、チームで植える個数を計算した苗と種を、高学年のみんなに買ってきてもらい植える準備ができました。低学年の子も、担当の苗を目の前に、さっそく嬉しそうに水やりをしています。

 

<中学校>

 

テアトル平尾台は、グループ劇や演JOY!タイムの発表に向けて、練習をすすめています。来週、再来週、クラス内で発表することに決まりました。ソーラン節や漫才、ダンスなど、ジャンルもさまざまです。古代ギリシャのくらしについても調べています。薬として使われていたハーブや美容に使用されていたバラ、オリーブなどを育てることにしました。早速、苗を購入し、植え付けました。成長が楽しみです。

 

あたらしいクラス。「やっと、畑らしくなったね」「私たち、けっこうがんばったよね」と、誇らしげな表情をみせる中学生たち。一時は、作業よりもおしゃべりに夢中になってしまい「このままでおわるのかな?」と心配になるときもありました。しかし、4週間前は草ボーボーに生えていた荒れ地が畑に生まれ変わり、ダイコンやエダマメなど数種類の野菜の種まきもおわりました。収穫したらどんな料理にしようか?販売もできないかな?と、夢はふくらみます。

 

グローカル・グループは、果物の皮はどのくらい経てば土に還るのかを調べるため、さまざまな場所の土を使って実験をはじめました。果物だけではなく、紙や布なども実験する予定です。また、学校の残飯を減らすためのコンポストの準備も進めています。

 

<寮>

 

中間休みが明け、梅雨に入りしました。雨の日でも遊び方を見つけて、楽しく過ごしています。雨が降ると内履きが濡れてことがあります。お子さんと相談して濡れても大丈夫なもののご用意をお願いします。