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2019(平成31)年4月。長崎に新しい自由な学校が誕生します


今週の様子(5月28日)

校内や学校まわりの草が伸びてきたので、全校生徒で一斉に草刈りをしました。気持ちよい汗をかき、気分もスッキリです。

 

<小学校>

 

いきもの&クラフト。ポニーの場所づくりの仕事がすすんでいます。柱と板をくみたて、全長12メートルの柵がたちあがると、いっきに放牧地の雰囲気になりました。小屋にはスモークグリーンの防腐剤をぬっています。みんなで仕事をしていると「わあ、小屋がきれいになってる!」「いつポニーくるの?」と、楽しみそうな声がほかのクラスの友だちからもきこえてきます。来週も作業が続きますので、帽子、よごれてもいい服、くつ(長靴でもいいです)の準備をおねがいします。

 

劇団ひらおだい。今週からグループ劇の練習が本格的にはじまりました。台本の読み合わせからはじまり、実際に動きを取り入れながらセリフをはなす半立ち稽古の練習にも入っています。練習しているなかで「ここは、このセリフにしたらもっとよくなるんじゃないかな?」などの意見もでて、劇をもっとよくしたいという気持ちが子どもたちからビシビシ伝わってきます。

 

ひらおだいファーム。パン工房Reveさんに見学に行きました。実際にパンをつくっている様子を見て「6秒で1個のパンをつくれるなんてすごい!」「自分たちでつくっているのと全然違う」と職人さんの技術の高さに驚きました。「フワフワのパンとサクサクのパンは何が違うの?」「発酵や焼き方のコツを知りたい」などたくさんが質問できました。これからは日本のパンをふるまえるレベルまで極めていこうとみんな意気込んでいます。

 

<中学校>

 

テアトル平尾台は、先週に引き続き、グループの活動を発表しました。動画の撮影や編集、楽器の演奏、パソコンでイラストを描くなど、それぞれの得意な技がキラリと光ります。「みんなが知っている曲だと一緒に歌えて盛り上がるね」「もっと完成度を高めて全校の前で発表したい」と、発表する側と観る側、両方の視点でたくさんの意見が出ました。お互いに刺激を受け、新しいことにも挑戦してみようと意欲的です。

 

新しいクラスは、畑・家づくりチームともに年間計画を立てました。すると両チームともとても忙しいことがわかってきました。畑チームは、土づくり、苗の販売、保存食づくりに加え、休憩小屋づくりも活動に加わり「来週から残業しなきゃ!」といっています。家チームも、今学期中に25本の丸太を5回に分けて斧やのこぎりで切り出す計画を立てています。さらに、今までにない本をつくろうと話し合いがはじまりました。これからどうなっていくのか。大人も楽しみです。

 

グローカルグループは、コンポストの材料に使うもみ殻燻炭を作りました。燻炭が完成すると、さっそくお昼に残ったごはんをコンポストに入れてみました。分解するのが楽しみです。来週から6月です。あと2か月もないという時間の少なさに気がつき、1学期の詳しい計画をたてました。本作りもあるので、これからもっと忙しくなりそうです。

 

<寮>

 

最近は雨の後、夏のように暑いときもあります。朝から半袖の子も増えてきて、水筒の出番が多くなってきました。夜に出してもらった水筒を洗っています。本体とふたの両方に名前の記入があると助かります。