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2019(平成31)年4月。長崎に新しい自由な学校が誕生します


今週の様子(3月19日)

<小学校>

 

ものづくり工房。全校ミーティングで、ツリーデッキの完成を報告しました。暑い夏の解体工事に始まり、どんな遊び場にしたいのか、何度も話しあいをかさねてきました。夜おそくまで残業をしたり、雪の中で仕事をがんばった日もありました。学校のみんなに楽しんでもらえる遊び場が完成し、とても満足そうな笑顔がみられます。「ツリーデッキができたぞ!かんぱ~い!!」アイスクリームで乾杯し、喜びをわかちあいました。あとは、クラスの本づくり。もう、ひとふんばりのものづくり工房です。

 

劇団ひらおだいは、本が完成しました。2学期後半と3学期のプロジェクト活動が書かれた内容です。大きな劇「冒険者たち」の完成までの練習の様子、泣き笑いエピソード。また、冒険から興味関心がひろがったしらべものも載っています。みんなの成長がつまった素敵な本になりました。

 

ひらおだいファーム。今週の目玉は「1年間お疲れ様パーティー」。はくさいをぜんぶ収穫して、さっそくパーティーで豚汁につかいました。ほかにも、カレーやピザ、極めてきたドラやきとあんぱんもつくりました。「ピザが今までで一番やわらかいよ」「やきものがきらきらしてきれい~」と、自分でつくったやきものに料理をのせて、おいしく食べました。午後は自然の郷で疲れを吹き飛ばして思いっきり遊びました。はくさいを持って帰っていますので、おいしく食べてください~。

 

<中学校>

 

テアトル平尾台は、衣装を着て立ち稽古をしました。音響も入り、一気に劇の世界へと引き込まれます。役になりきって想像をふくらませると「こんな言葉づかいするかな?」「もっと怒りを表現した方がいい」と、改善点がまだまだあります。自分とは違う人物の心の揺れ動きに真剣に向き合っています。撮影したビデオを完成したばかりのログルームで見ました。「くらしの子がこんなにステキな部屋をつくってくれたんだから、テアトルの劇もがんばろう!」と、やる気に満ちています。

 

くらしの文化館は、部屋のおひろめと完成パーティーをしました。お昼休みにたくさんの小中学生が集まり、「3・2・1!」のカウントダウンの後に紅白のテープカットをして部屋がオープン。拍手が沸き上がりました。パーティーでは映画を観たり、本気のかくれんぼをしたりと思いきり楽しみました。また、個人研究発表では身のまわりを「便利にするものづくり」から「為替」についてなど、それぞれの興味関心を深めた内容の発表をしました。嬉しいと楽しいがぎゅうぎゅうにつまった1週間でした。

 

グローカル・グループは本を2冊出します。綿を育てることからはじまり織物になるまでを書いた本「グローカルと綿、かれこれ出会って1周年 ―綿から布へ―」。遺伝子組み換え綿が及ぼす環境問題、ファストファッション等の社会問題、服の歴史や文化、この三つの観点から服について調べた本「人と服、かれこれ出会って5万年以上 ~服のルーツをたどる~」。どちらの本も、布や服について見方が変わる本です。ぜひご購入ください。

 

<寮>

 

水曜日の夕食はラーメンでした。メニュー表を確認するなり「やったーーーーー!!!」という声が聞こえてきました。デザートは手づくりみかんゼリー。おかわりのじゃんけんも大忙しでした。