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2019(平成31)年4月。長崎に新しい自由な学校が誕生します


今週の様子(4月23日)

<小学校>

 

いきもの&クラフト。今週はさっそく北九州市総合農事センターにおでかけに行き、ポニーやニワトリ、ウシ、カピバラなどいろんな種類の動物を間近で観察しました。「木曽馬ってなに?」「学校にいるニワトリよりもっと大きいね!」「動物のおはなしつくりたいな~」など、いろんな疑問や感想が聞こえてきました。つくルンルンの時間は、粘土をしたり、4コマ漫画を描いたり、思いっきり楽しんでいます。

 

劇団ひらおだい。最初の大仕事としてクラスでつかう机をみんなでつくっています。「低学年も高学年もつかいやすい高さにしよう」「廃材を少なくしよう」となんども話し合いをかさね、みんなが納得のいく机をつくろうと決めました。初めてのこぎりやドリルをつかう子もいましたが、みんなで協力しています。来週には完成できるかな?とても楽しみです。

 

ひらおだいファーム。はじめてのパンづくりをしました。「べちょべちょで手ぶくろについちゃうよ」「ずっとねかせてるのに、ふくらまないな」と、作業中はいろんなハプニングがおこります。生地を焼くときは、オーブンの前にすわって「においがおいしいね」と、期待もふくらみます。いざ食べてみると、「しょっぱい!」「かたくて歯がおれそう!」と、みるみるうちにしぶい表情に。「つぎは分量をかえてみるぞ」「発酵の時間を長くしたい」と、子どもは、もう次回のパンづくりを楽しみにしています。

<中学校>

 

テアトル平尾台は、飯塚市にある嘉穂劇場へ見学に行ってきました。新型コロナウィルスの影響で経営難になり一時休館するそうです。伝統的な木造の芝居小屋にみんなの目が輝きます。人力で動かすという6トンもの「廻り舞台」、役者が奈落から登場する「迫り」などの仕掛けに感心し、嬉しそうに花道を通ったり、升席に座る姿が見られました。演劇や劇場のルーツについて、調べものも進めています。

 

あたらしいクラス。今週も、名前はまだありません。プロジェクトの中心となる活動は「畑」と「家」に決まりました。さっそく2つのグループに分かれて、土づくりや種、木材の入手方法などを調べています。木曜日には、酸性土壌を中和するための草木灰を作ろうと、畑にあった雑草や木々を燃やしました。その火を使って、焼き芋や焼きマシュマロも楽しみました。草木灰は、これから畑にまく予定です。

 

グローカルグループは、平尾台の見晴らし台へごみ拾いに行きました。主に昔のガラスの破片でしたが、缶の一部、たばこ、粗大ごみなどもあり、1時間ほどで24kgのゴミが集まりました。平尾台のほんの一部でしたが、こんなにもごみが多いことに驚きました。また、自然観察センターにお話を聞きに行き、平尾台のごみ問題やごみ拾いのアドバイスを教えていただきました。ごみ拾いは今後も継続して行う予定です。

 

<寮>

 

今週は1日滞在日が長く、帰りを待ちわびた子が多かったと思います。泣いたりすることもありましたが、大きい子たちがなだめてくれたりして、楽しい時間も過ごしました。土日はお家でゆっくり過ごしてね。