ホーム » イベント&トピックス » 学園の様子

2019(平成31)年4月。長崎に新しい自由な学校が誕生します


調子が出てきたぞ~!

今週は暖かい日が続きました。気持ちのいい晴れ間をうまく利用して、どのクラスもプロジェクトが活発に行われたようです。
 また、日曜日の子育て講座には70名を超える方々にご参加いただきました。ありがとうございました。

     今回の講座では、龍谷大学文学部教授の滝内先生が「これからの学校教育ー生きる力と学力の問題を中心にー」と題してお話しをしてくださいました。今後、社会の中で求められる生きる力を育てるために、子ども時代から、心の内がわから湧き上がってくる知りたい気持ちや楽しい経験をたくさん味わうことが大切になこと、また、自分らしく自信をもって生きることにつながること、そして大きくなってからの自ら学ぼうとする姿勢にも深く関わってくることがわかりました。また、インターネットを使えば様々な情報が手に入り、知った気になってしまう今の時代ですが、じっさいに自分の手や体をつかって体験し、感じ、そして自分の頭で考え判断し確かめていく力の大切さも感じました。子どもの村がそんな経験のたくさんあふれる学校であるためにも、あらためて、子どもも保護者も大人も、元気に楽しんで行きたいと思います。来年度も3回の子育て講座を予定しています。これからもたくさんの方のご参加をお待ちしています。

     

      ファームは、かまどの屋根や○○豆腐づくりなどをしました。かまどの屋根づくりは、基礎工事がはじまりました。まずは傾きのある土地を水平にすべく、畑の土を掘り起こし、全員で運び入れます。次いでかまどの周囲をぐるぐる回る鬼ごっこをしました。地面を踏み固めるためですが、これはこの日一番の盛り上がりを見せました。そして今週の○○豆腐は、ジーマーミー豆腐、呉豆腐、ざる豆腐、胡麻豆腐、おからまんじゅうです。前回よりも手際よく進み、またどれもおいしく出来上がりました。
       ものづくり工房は、暖かい天気にも恵まれツリーデッキの工事が着々と進んでいます。現在、デッキの3階の柵や1階や2階の床板をはる仕事、ほおづえのとりつけなどをしています。32人の大人数でうまく分担をして、工事の進むスピードも確実に上がってきました。どんどんできあがっていくツリーデッキを見あげては「これ、いいね」とつぶやき、完成して遊ぶ日を想像してはわくわくしています。
       中学校の水グループは、池の所有者であり、棚田として利用していた森本さんにそのときの生活の話をうかがいました。山を切り開いて、池づくりから棚田までつくりあげた話や、池や棚田の様子、50年以上前に棚田をやめてしまったことなど貴重なお話を聞くことができました。田んぼづくりのアドバイスもいただき、これからの活動に生かしていきたいと思います。また、『月刊水の行方 1月号』が完成しました。みなさんぜひご覧ください!
      やきものグループは、念願の電動ろくろ体験に行ってきました。「先生は簡単そうにしているけど、いざやってみると…むずかしい! でも楽しかった!」
      「もっと儲けて、電動ろくろを買いたい!」と、とてもいい体験をしてきたようです。

    OLYMPUS DIGITAL CAMERA OLYMPUS DIGITAL CAMERA