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2019(平成31)年4月。長崎に新しい自由な学校が誕生します


今週のプロジェクト

 だんだんと肌寒い日が続き、秋に近づいてきているようです。今年度は、月に一度近くの保育園の子が体育館を借りて活動をしています。休み時間には、小学生も中学生も保育園の子どもたちと遊ぶ姿が見られます。小さい子にやさしく接したり、いっしょに遊んであげたりする姿に頼もしさを感じます。
教室から
 ものづくり工房は、平尾台の旧登山道を登りました。昭和26年に道が舗装されるまで生活道路として使われていた道です。大変な山道をなんども休憩しながら登りました。とてもきれいな平尾台。でも、昔から山の上に暮らす人たちの苦労もわかってきました。
 劇団ひらおだいは、1学期の発表成功&転入生ウェルカムパーティーをしました。昼食をつくったりみんなで遊んだり、いつもとは違った活動で楽しみました。また、ひとりひとりのスキルアップのために、小グループで劇をして発表しあうことになりました。昔話や創作劇など、それぞれがしてみたい劇に挑戦して、楽しみながら技を磨いていきたいです。
 ひらおだいファームでは、冬野菜を植えました。カブや大根、白菜、キャベツなど、1学期よりもたくさん植えていろいろな料理をつくる予定です。パンづくりでは、世界でもっとも古いパンをつくることに挑戦しました。小麦粉に水を混ぜただけの生地に、はじめは物足りないような子どもたちでしたが、火を焚きパンがやきあがると「おいしい」「意外といける」と楽しんでいる声が聞こえてきました。
 やきもの文化館は、引きつづき茶室の話し合いをしました。場所、活動の趣旨や目的、工期などについて話し合いを重ねて、みんなが納得できるものを目指しています。組み立て式&移動可能な茶室!?という面白い発想も出ています。話し合いの時間をぬって個人が自分のテーマで活動できる時間も大切にしています。作品づくりや調べもの、お点前体験など、それぞれのテーマを深めています。
 平尾台研究室は、棚田の柵を直しました、水曜日には2段目の棚田にイノシシに入られた跡を発見。多くの稲が倒されました。電気柵の張り直しなど対策もいっしょにしました。また、全国棚田サミットの準備も進めています。おそくなりましたが、棚田のまわり8月号ができました。
寮から
 今週の木曜日から寮に新しいお友達が増えました。同じ部屋の子が一緒になってカーテンをつけてくれたり、ベッドの場所を決めなおしてくれたりと、暖かく迎えてくれました。見ているこちらも暖かい気持ちになりました。