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2019(平成31)年4月。長崎に新しい自由な学校が誕生します


今週のプロジェクト

週のはじめの大雪。おうちでも雪遊びを楽しんだ子が多いようでしたが、もちろん平尾台でもみんな思いきり楽しみました。かまくらや雪のスライダー、凍った池の観察・実験など、ここでしかできない遊びを堪能しました。
 全校ミーティングでは「通学生のバスのマナーが悪い」という議題がでました。具体的には、出発時間に遅れる、車内でのはなし声が大きい、注意をしても聞いてくれない、などです。おもに中学生から困っているという声があげられました。話し合いを通して、それぞれが自分の行動やまわりの様子に気づいていけたらいいなと思います。
教室から
 ものづくり工房は、基地の高さを話し合い、かべをつくり始めました。キルクハニティでのハットづくり以来の思いきり力をふるう大仕事です。たくさんの木を切ったり、釘を打ったりと汗を流しながら作業しています。できたとき、「よし!」という声と爽やかな表情が印象的です。
 劇団ひらおだいでは、劇の基礎練習に取り組んでいます。体力づくり、発声、演技の3つの分野を高学年の子どもが担当して練習を進めています。今週は鬼ごっこで走り回ったり、ストレッチ運動をしたり、早口言葉を練習したり、演技を取り入れた「だるまさんが転んだ」をしたりしました。いろいろな力を身に付けていい劇を創りたいなと思っています。
 平尾台ファームは、トルコ・ハンガリー・ロシア・ハワイのパンと料理をつくりました。どれもおいしく、昼食はおおにぎわいでした。でも問題が一つ。料理は好きだし食べることも大好き。でも片づけはめんどくさい。そんな子が多いようで、なかなか片づけが終わりません。昼食後はさっそくミーティングを開きました。放課後まで続きましたが、がんばって話し合った結果、いくつかの具体的な解決策が出ました。これで来週から片づけでもめることはなくなりそうです。
 やきもの文化館は、先週完成した月刊誌『茶時間』第7号の読み合わせをしました。発行の度に、本の完成度や、それぞれの原稿内容について質問や感想を出し合っています。これまで印刷のミス、原稿の入れ忘れ、読みにくいなどの課題が多く出ていましたが、それらをクリアし、今回は自分たちの考える月刊誌に近づいた手ごたえを感じる一冊となりました。
 平尾台研究室は、世界の食糧事情を体験するというハンガーバンケットをしました。みんなで作った料理の半分を4人が、30%を6人が、20%を11人が食べるというものです。世界の紛争や飢餓、今の生活などいろいろ考えさせられました。また、月刊誌「棚田のまわり1月号」ができました。