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2019(平成31)年4月。長崎に新しい自由な学校が誕生します


今週のプロジェクト

教室から

ものづくり工房。池の工事もおわり、中間休み明けからは、大きくて楽しいものをつくろうと計画しています。「高いタワーがいいな」「ツリーハウスはどう?」「基地をおもしろくしたい!」などなど、アイデアもいろいろです。「みんなで仕事ができるように、つくるものも工夫しようよ」と、なんとも頼もしい声もきこえてきました。

劇団ひらおだいでは、水曜日に東京演劇集団風という劇団がワークショップをしに来てくれました。12月に風がするミュージカル劇「星の王子さま」に劇団も歌で参加するのです。目の前の俳優の演技をみて、どんどんおはなしの世界にひきこまれていきました。王子さまと心を合わせ歌いました。本番は12月17日(土)です。お楽しみに。

 ひらおだいファームは、久しぶりにクラス全員がそろいました。本の原稿に「イギリスの人も帰ってきて、ファームも元気になりました。これからも楽しみです。」と書いた子もいます。さっそくみんなで世界の麺づくりにとりくみました。ニョッキやラザニア、ラーメンなど、多彩な麺が登場しました。ニョッキをつくった子は、異国の味に「慣れてきたらおいしい」と表現していました。来週はソバの刈り入れです。

やきもの文化館は、来月予定している手づくりの窯での窯焚きについて話し合いました。準備が進んでいるか確認すると「頑張って薪割りをしているけど、まだ3割ぐらい。」と、薪が全然足りていないことがわかりました。とにかく頑張ると決まりましたが、どうなるでしょうか。

平尾台研究室は、26日の水曜日に黒米を収穫しました。稲刈りやはさがけも、前回経験しているため手際よく進めることができました。伊万里市の山間部にしか育たない黒米が平尾台で育つか不安でしたが、無事に収穫できて子どもたちも喜んでいました。先に収穫したゆめつくしと黒米の新米を食べるのが待ち遠しい子どもたちです。

大人のいないクラスは、三菱マテリアルの東谷鉱山に行きました。今まで、曖昧だった「小倉市との裁判に至るまでの経緯」や「平尾台の住民との関係」などをインタビューすることができました。インタビューだけではなく、採掘をしている現場も見学しました。大きな重機や広大な敷地は圧巻でした。これで活動も大きく前進しそうです。