ホーム » イベント&トピックス » 学園の様子

2019(平成31)年4月。長崎に新しい自由な学校が誕生します


ものづくり工房がイギリスへ出発!!(5月17日)

ものづくり工房の13人と大人は、元気にイギリスへ出発しました。
約4週間のキルクハニティ滞在を思いきり楽しんでもらいたいですね。

<小学校>

劇団ひらおだいは、ヨモギもちを作りました。鬼が怖がったという『炎』に似たヨモギ。ずかんや本で調べると、寿命がのびる、邪気をはらうなどの効能があることがわかりました。沸騰したお湯に入れたとたん、独特の香りがふわり。ばくだんヨモギもちを大きな口でほおばる姿におもわず笑顔になりました。来週はいよいよ第1回目のグループ劇の発表です。

ファームでは、ジャガイモ料理をしておなかいっぱい食べました。ハッシュドポテトは、食感がのこるようにつぶしたイモに角切りのイモを混ぜて揚げました。コロッケづくりはなんと4時間もかかりましたが、おいしくできました。お好み焼きには、すりつぶしたジャガイモを生地にまぜこみ、モチモチした食感になりました。ジャガイモひとつでこんなに調理法がちがっておもしろいなと思いました。まだまだ、いろいろなジャガイモ料理にチャレンジしたいです。

ものづくり工房の13人がイギリスへ行っている間、学校に残った9人は劇団とファームにわかれてはいっています。ものづくりとは違った活動を楽しんでいます。放課後には、ワタの水やりも忘れずにしています。

<中学校>

グローカル・グループは、『カウス・ピラシー』というドキュメンタリー映画を鑑賞しました。この映画は、畜産が及ぼす環境問題を取り上げたものです。畜産は、全体の温室効果ガスの約半分も占めていて、地球上の真水は三分の一を占めていると知りました。これからは、畜産が及ぼす問題をもっと調べていきたいです。

平尾台研究室に大きな出来事がありました。今まで6年間活動していた棚田を借りることができなくなってしまったのです。これからの活動がどうなるのか、不安になりながら撤去作業をしました。次の日、学校から30分くらいの苅田町等覚寺(とかくじ)の棚田に見学に行きました。今後、その棚田でお米作りができないか、検討中です。

テアトル平尾台は、北九州芸術劇場に観劇に行きました。シェイクスピアの『ロミオとジュリエット』をコント調にアレンジした作品です。予想を超える表現や仕掛けに、「こんな劇もあるんだ」「もう一回観たい」「全部ダンボールで作っているのかな」など、演技だけでなく、舞台装置にも興味津々でした。

<寮>
 平尾台はお天気がいい日が続いています。子どもたちもご飯の時間ギリギリまで外で遊んで、毎日汗だくで帰ってきます。お風呂が気持ちよさそうです。