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2019(平成31)年4月。長崎に新しい自由な学校が誕生します


今週の様子(10月24日)

<小学校>

 

ものづくり工房。「中間休み前に基礎工事をおわらせて、ささやかにパーティーをしよう!」と、予定をたてていましたが、延期になってしまいました。大きな石を動かしたり、木の根をよけて穴を掘ったりするにも一苦労です。材木に一本ずつ印をつけ、木材の加工も少しずつすすめました。休みあけから外での仕事がふえそうです。肌寒くなってきていますので、あたたかい服(上着)があると便利です。

 

劇団ひらおだい。俳優、演技指導など幅広く活躍されている「こがきょ」こと古賀今日子さんに来てもらいました。「冒険者たち」の原作や映画をもとに、場面ごとにグループにわかれて劇をつくっています。今回、こがきょに劇をみてもらい、演出のアドバイスをたくさんいただきました。体の動きを大きくみせるため台を使う、舞台を広くつかって前後左右に動く、舞台を一周まわりながら演じるなど、プロならではの工夫をおしえてもらいました。みんな役になりきってのびのびと演じ、さらに豊かな劇になってきています。

 

平尾台ファームは、かまど小屋の完成を祝ってお泊り会をしました。あいにく天気は雨で天体観測はできませんでしたが、夕食をみんなで作って食べたり提灯をつくって灯りを鑑賞したりと、思う存分楽しめました。「みんな一緒に寝るの楽しかった。またお泊りしたい!」と、ファームの仲がいっそう深まるよい時間を過ごしました。10月29日は豆名月という昔から日本に伝わる収穫祭の一つで、月を見る風習があります。みんなもお月見してみてね。

 

<中学校>

 

テアトル平尾台は、台本がある作品とオリジナルの作品をグループで発表しました。演じたことのない役にもどんどん挑戦し、お互いに新たな一面を発見しています。さて、「劇を見たい!」という周囲からの声に応え、劇や演奏を発表することになりました。2学期の発表デイに向けて、調べものやクラスの活動を劇にする予定です。畑のささげに実がついたので料理の方法も調べています。

 

くらしの文化館は、リノベーションする部屋のイメージ図を全校ミーティングでみんなに見てもらい、OKがでたので、いよいよ完成に向けてうごきだしました。束石をおくための穴堀りでは、1学期にした柵づくりの経験から基礎工事の大切さをよーくわかっているので、中学生たちはとても慎重でした。壁紙の調べものや学校の地図づくり、湿気対策の調べものも進んでいます。

 

グローカル・グループは、セイタカアワダチソウで草木染をしました。既存の染料を使わず、自分たちで一から染料を取り出しました。手間暇をかけた分、化学染料では出せない自然な薄黄色に染まりました。また、見学先で学んだ方法を使い上手く模様を出すこともでき、草木染の良さをあらためて味わいました。この経験を活かし、私たちが育てた綿も染めたいと思います。

 

<寮>

 

気温が低くなり、平尾台は星がきれいです。温かい格好をして毛布にくるまり、テラスで星を見ている子どもたちの姿をよく見ます。中間休みがあけたら、また元気な笑顔をみせてね♪