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2019(平成31)年4月。長崎に新しい自由な学校が誕生します


今週の様子(11月13日)

<小学校>

 

ものづくり工房。肌寒くなってきましたが、建物の工事がつづきます。モルタルブロックをつくるのも、やすりがけの仕事も、すっかりなれてきました。いま、どこの部分の作業をしているのか、設計図面を何度も確認しています。来週は、本格的に柱や大引きなどの材木加工になりそうです。ふだん使っているセメントや杉の木などの材料に関係する場所に見学に行こう!という声もきこえてきています。

 

劇団ひらおだいでは、いよいよ大きな劇の準備に入りました。グループ劇にいくつかの場面を加え、全体をつなげます。「詩人が登場するシーンを加えよう」、「ガンバとヨイショがすもうを取るところは絶対にいるよ」と演技したい場面はたくさんありますが、発表時間が限られています。台本担当の子は頭をかかえています。みんなの知恵を集めて、まずは台本の完成を目指します。

 

平尾台ファーム。木曜日に、おみその学校から講師の方を呼んでみそづくりをしました。みその歴史や麹からできる食品などについても教えてもらいました。つぶした大豆のやわらかさにうっとりしたり、みそ樽に思いきりみそ玉をぶつけたり、初めての作業を楽しんでいました。おいしいおみそになるまで、約半年かかるそうです。待ちどおしいな~。

 

<中学校>

 

テアトル平尾台は、来週の発表に向けて、構成や道具の出し入れ、立ち位置などを確認しました。お客さんの目線に立ってはじめて気づくことがあります。みんなに楽しんでもらうための工夫が要りそうです。全体劇は、なかなか台本づくりがすすみません。時代背景や登場人物について調べてみると、キャラクターの性格や当時の庶民の生活などがわかってきました。資料や図鑑、動画を使ってじっくり調べものにとりくんでいます。

 

くらしの文化館は、床下工事と竹炭づくりで大忙しです。湿気の多い旧保健室、防湿シートと竹炭で対策をします。水曜日、大量に切った竹をオイル缶に詰め蒸し焼きにしました。次の日、灰になっているか炭になっているかとわくわくしながら缶をあけると…ちゃんとした炭になっていました!必要な炭は45キロ。一回につきできる炭は約3キロ。来週は炭を大量に作るため、合宿をします。

 

グローカル・グループは、これからの活動の話し合いをしました。2学期中に収穫量の3分の1の綿を糸にすることが目標なので、12月までに300グラム分の種取りやゴミ取りを終わらせなければいけません。しかし、いざ見通しを立ててみると、作業時間が足りないことがわかったので、居残りや合宿についても検討しています。せっかくたくさん収穫できた綿なので、できる限り無駄にならないようにしたいです。

 

<寮>

中野さんからなわとびをいただきました。子どもたちは大喜び。テラスで各々遊んだり、みんなで遊んだりと楽しそうに過ごしていました。年長さんの体験入学も6人来てくれました。小学生も中学生もとてもやさしくしてくれました。