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2019(平成31)年4月。長崎に新しい自由な学校が誕生します


今週の様子(12月11日)

<小学校>

ものづくり工房。建物の工事がどんどんすすんでいます。25本のうち、23本の柱がたちあがりました。ヘルメットをかぶり、お互いに大きな声をかけあって、仕事をしています。4mの重くて長い柱をはこび、土台の上にまっすぐに起こします。2階部分にのぼって、柱と材木を合体する作業もすっかりなれてきました。「ものづくり、がんばれ~」「わ~、すごいね!」という声援に、ちょっぴり、ほこらしげな表情も。2学期がおわるまでに、2階の床板をはるのが目標です。

劇団ひらおだい。劇練習と小道具・大道具づくりに忙しい一週間でした。ネズミの耳としっぽを20セット、鳥のあたまとはねを6セット、くだものの盛り合わせ、大きな岩の色付けなど、たくさん用意するものはありますが、本番までの残り少ない時間で集中して作り上げます。うまく時間使って、たくさん練習したいと思っています。いよいよ来週は本番です。お楽しみに!

平尾台ファーム。今週は1学期から取り組んできたピザ窯完成に向けて、試行錯誤しながら楽しんで活動しました。完成もあと一歩のところに近づき、「中の木枠はうまく取れるかな?」「煙突はどうやって固定するん?」と最後の仕上げについて考えています。来週のピザ窯完成パーティーを楽しみに、みんな張り切っています。

 

<中学校>

 

テアトル平尾台は、学期末になるといつも聞こえてくるセリフが飛び交っています。「えっ、来週で2学期おわり?」「ウソ―、あと2週間あると思ってた…」しかし、テアトルの中学生は追い込まれると驚くほどの力を発揮します。来週末に発表する劇にむけて、地域のかたにお話を聞いてストーリーを修正したり、道具の確認や通し練習をしたりしました。もうすぐ2冊目の本も完成しそうです。

 

くらしの文化館。ついに、全部の大引きを設置しました!基礎工事では繰り返し水平をとり、とても根気のいる作業でした。コンクリートに穴をあけるときの騒音が小学校校舎に響き渡り、部屋は寒く、やや過酷な環境です。「作業の雰囲気が良くない」ことについてのミーティングもして、それぞれの思いを率直に話しました。苦手な仕事や好きな作業はひとりひとり違っていますが、「始めた仕事だから、ちゃんと終わらせたい」という思いはみんな共有しています。

 

グローカル・グループは、豊前小倉織研究会に行き、自分たちで育てた綿を糸車を使って紡ぎました。糸の引っ張り具合や寄りが浅いと切れてしまい、とても難しかったです。これから残っている綿を紡いだり染色をしたりして、のれんを作るまでの道のりはまだまだ遠いです。

 

<寮>

 

寮ミーティングでパーティーがしたいと意見が出ました。委員の子どもたちはさっそくデザートの注文をとったり、何をするか話し合ったりしていました。感染対策を十分にしながら、楽しいパーティーが出来たらいいなと思っています。