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2019(平成31)年4月。長崎に新しい自由な学校が誕生します


今週のようす

 平尾台は本格的な冬です。朝は畑や屋根がうっすらと白くなり、日中も雪がちらつくようになりました。子どもも大人も「さむい、さむい!」と丸まっていますが、学校の雰囲気が落ち着いてきたのは、寒さのせいだけではないようです。
  最近の全校ミーティングで、毎回、確認をしていることがあります。
「ろう下を走らない」
「内ぐつで外に出ない」
「きつい言葉を使わない」
の3つです。
 「先週はみんな守れていたと思う」「気をつけたけど、ちょっときつい言葉をつかってしまった」「注意すると気づいてくれる」などなど、毎回、自分たちの様子を振り返って確認しています。そのおかげもあってか、少し学校の中が落ち着いてきているようです。みんながより快適で楽しく生活できるように、ミーティングはやはり大事です。
    

 2学期のおわりを間近に控え、各プロジェクト、ラストスパートです。
 ファームは、コンニャク芋からこんにゃくを手づくりしました。すりつぶした芋を固めて、煮たり水にさらしたりしてアクを抜くという手間のかかる作業です。でも、できあがったこんにゃくは、ぷりっぷりして、すばらしくおいしい!「イモから育てて手づくりしたコンニャクって、やっぱりおいしいなあ」子どもたちからつぶやきが聞こえてきます。
 NUNOは、2学期のさいごに向けて本づくりがはじまっています。自分たちのお店ができるまでの苦労やおもしろさが伝わるような本にしたい、いろんな人が楽しく読めるような本にしたいと、本の構成や内容に工夫をしているようです。
 匠の里は、屋根の工事が進んでいます。高いところの作業はとてもうれしそう。つぎの壁をつける段階になり、ドアや窓をどうするか話し合っています。たくさんアイデアが出て、たのしい小屋になりそうです。
 研究室は、燻製づくり、縄文鍋づくり、石器や弓矢づくりとそれぞれで研究を進めています。そんななか「先週とった水晶よりもっと大きいものをゲットしたい」と、雪のちらつく中、再度水晶山に行きました。成果は…。「もういちど挑戦!」と意気込んでいる中学生もいます。
 

水晶山から見た景色