もうすぐ3年生は海外研修でイギリスに向かいます。きの高の海外研修は、2年生の必修科目です。基本的には滞在する場所は、スコットランドにあるキルクハニティ子どもの村で、期間は3週間です。週に一回ある海外研修の授業では、キルクハニティでどんなことをするか、どんな旅行に行くかなどの計画を立てます。2年生の必修科目である海外研修ですが、残念なことに行けなかった学年もありました。去年度は1年ずらして冬ごろに、3年生がイギリスで過ごしました。
キルクハニティでは、現地に住む方々が英語で授業をしてくれます。絵を描いたり、英語劇を作ったり、ボートを作ったりなど、楽しい授業が盛りだくさんです。私が楽しみにしているのは、みんなで一から作る英語劇です。また、イングランドとスコットランドに、2泊3日ほどの旅行にも行く計画を立てています。みんなの行きたいところが詰まった、最高の旅行になると思います。(祐南)
〜出発3日前の想い〜
今年の4月、去年度の3年生がイギリスに行ったことから、一年下の私たちの学年も行けることがほとんど確定しました。多くの2年生が海外研修を楽しみにしていました。「飛行機のチケットを取ったよ」と言われた時は、拍手が起こったほどです。
あの日から、もう4ヶ月が経ちます。「もうすぐイギリスだね」と長いこと話していましたが、あっという間に出発3日前です。学校中のいろいろなところから、イギリス…、キリー…、英語…などと、心配しているのかワクワクしているのか、様々な声が聞こえてきます。私はワクワクが大半ですが、英語をちゃんと話せるか、イギリスでお腹が痛くなったらどうしようか、などの心配を抱えています。
あと3日で飛行機の中にいるという実感は湧かないままですが、気がつけばイギリスにいる気がしています。ワクワクという言葉では足りないくらい、ワクワクしていますが、私たち3年生は進路という問題も抱えています。実は3年生の間では「イギリス楽しみだね」という会話よりも「大学の試験がやばい」、「奨学金がほしい」という会話の方が多く耳にします。今週は、月曜の夜から木曜の朝まで、毎日のようにいろいろな3年生と進路の話をしています。イギリスから帰ってこれば、もう7月も後半です。受験日が9月に迫っている人たちも多くいるので、きっとイギリスでも進路の話が飛び交うのかなぁと思います。進路のことも考えつつ、英語とたくさん関われる3週間になるといいなと思っています。(祐南)