きのくに国際高等専修学校 since1998   人生の目的は、幸福、すなわち興味あることを見つけることだ。–A.S.Neill
 

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最終更新:2024. 3. 19 
 
 

お問い合わせ

 学校法人きのくに子どもの村学園
 きのくに国際高等専修学校
 〒648-0035  和歌山県橋本市彦谷51
 tel : 0736-33-3370
 fax: 0736-33-3043
 kinoko@kinokuni.ac.jp
 
両立支援と女性活躍の
推進に関する行動計画 ➡️

学園評価 ➡️

いじめ基本方針 ➡️
 
きのくに国際高等専修学校とは

1. 基本的な考え  2. 授業について  3. 資格  4. 授業料  5. 卒業後の進路  学園を知る本
 
1.基本的な考え

きのくに国際高等専修学校は、国際的な視野を持ち、自分自身と私たちの社会について深く考えたい、という人のために、1998年にスタートしました。少人数で社会問題、国際問題、英語などを重点的に学習します。また、生徒一人ひとりが本当に好きな対象を見つけ、それに向かって深く学ぶことができる学校でありたいと願っています。そのために、次の3点を重視して授業をおこなっています。

<自己決定>
大人がすべてを決める教師中心主義ではなく、自分自身の発想、話し合い、実験、検証、評価などを大切にします。

<個性化>

画一主義の授業を少なくし、活動の多様化を図ります。そのため個人活動、小グループ活動、全体活動をできるだけ柔軟に組み合わせます。

<体験学習>
教科書などの書物だけにたよるのではなく、実際的な活動や教材を通じて、より幅広く深い知識や技術を身につけてもらいます。そのため積極的に学校の外にも出かけます。

一般の高等学校ではなく高等専修学校を設立した理由は、小規模で、柔軟かつ大胆なカリキュラムが組めるから です。もちろん、高校と同じように3年間で大学入試資格も取れます。たとえ十分な資金があったとしても、私たちは高校をひとつ作るよりも、いくつかのユニークな高等専修学校をつくる方を選ぶでしょう。


1年は、おおむね次のように流れます。
 4月 入学







 5月 春まつり(保護者や学校の支援者に活動を見ていただく学校行事)
 一週間の中間休み
 6月 3年生 修学旅行(計画・実行は、すべて自分たちでおこないます。行かない年もあります。)
 7月 2年生 海外研修 (約3週間イギリスに滞在します)
 1、3年生 夏休み
 8月 夏休み
 9月 前期期末評価ウィーク
 10月 後期スタート
 中学3年生対象のオープンキャンパス
 運動会
 一週間の中間休み
 11月 プロジェクトXフィールドワーク
 12月  冬休み
 1月 
 2月 3年生 卒業発表(3年間の高校生活について発表します)
 後期期末評価
 3月 後期 期末評価ウィーク(1、2年生)
 3年生 自由登校
 卒業
 春休み
     

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2.授業について

学年ごとの授業と、学年の壁を取り払った縦割りの授業があります。必修授業もありますが、選択授業も多くありま
す。社会系の授業が多いのが特徴です。
授業の方法は科目や担当教員によって異なりますが、共通しているのは、生徒が自ら考え、取り組み、学ぶ活動が
多く含まれていることです。調べものをしたり、発表をしたり、レポートを書く機会がたくさんあります。テストは年に2回しかありませんが、生徒が忙しい学校です。(ご参考「Q&A」)

きのくに子どもの村の小学校・中学校は、「宿題もテストも成績表もない」と知られていますが、高等専修学校にはそれらすべてがあります。成績表があるのは、大学などの入試に必要だからです。
  (時間割の例) 

月曜日
火曜日
 水曜日木曜日 
 金曜日 
 学年


 1 2
 1 2  3   

 2
 1
 3 
 9:10 - 10:50


 
英語
日本語 
理科
環境
 プロジェクトX
  
英語

 11:00 - 12:40 
体育選択 
 
日本語

歴史選択数学個別 
言語選択
言語
選択 

ひるやすみ
 13:40 - 15:20
英語 

芸術選択


 そうじ
 現代
社会
日本語
 文化史プロジェクトX
理科
 心理学日本語 
 15:30 - 17:10
地理
日本語
 ー
 海外
研修

 ー
 ※プロジェクトX:社会系選択授業。高等専修学校の目玉ともいえる授業です。 
     
<教職員について>
高等専修学校では、高等学校の教員免許を持つ常勤教員をはじめ、多くの人が授業や学校および寮生活にかかわっています。2021年4月現在の教職員数は、つぎのとおりです。 
常勤教職員8名、小中学校との兼任1名、非常勤講師・職員10名 
また、学園長も週に1時間、授業を担当しています。        

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3.資格

本校は、学校教育法第11章に定められた専修学校高等課程の規定に従い教育課程を編成し、同施行規則第150条の3に規定されている高等専修学校です。卒業後は高等学校卒業と同等に認めら
れます。大学入学試験はもちろん、国家試験なども受けることが可能です。 

本校は単位制です。各科目につき、年間4分の3以上の出席が求められます。欠席時数が多いと単位は取得できません。 
一年は二期制です。つまり、4月~9月が前期、10月~3月が後期です。各期末には1週間の「期末評価ウィーク」 があります。ペーパーテスト、レポート、発表など、方法はさまざまです。
 
4.授業料について(2022年度)

①入学金 240,000円

②学 費※1(年間)898,000円(授業料、施設設備費、教材費など)
③諸経費※2(年間)通学生 239,400円(通学バス代、昼食代など)
              寮生    693,000円(寮管理費、食費など)
④預かり金※3(年間)130,000万円(2年目以降は、補充する形となります)

※1 授業料に在学中に実施するイギリス研修費も含まれます。
※2 寮生の諸費用は、学期中の月〜金曜日の寮利用の費用です。
※3 預かり金は、クラスでの校外活動、3年生の修学旅行、学校での英語検定受験料、医療費などに充当します。

・授業料は、前期と後期に分けて納付をお願いしています。
・上記以上の請求はありません。

★就学支援金について
「高等学校等就学支援金」制度が2010年度より始まりました。
本校も受給校です。他の私立高校と同じように、学校を通して受給されます。
※ 2020年度より、制度が変更になります。詳しくはこちらをご覧ください。

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5.卒業生の進路

本校では進路の相談にはのりますが、進路指導はおこないません。ひとりひとりが納得する道に進んでいます。
 

 
割合(%)
国内大学(四年制/短大)57
 国内専門学校4 
 海外留学7 
 就職
 その他
(受験準備、留学準備、職人見習い、進路の熟考期間など)
29

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