当初の計画では、学校からちかくの川へいって楽しもうと、担当は合計4回下見をして張り切っていたのですが、昨夜遅くに降り続いた雨の影響で川が増水し、やむを得ず予定を変更しました。せっかくなので、川でなく陸のいいところへ予定を変更しておでかけです。
一つのコースは、都留市にある山梨県立リニア見学センター。実験線を10分おきにリニアモーターカーが走り抜けます。到着した時、向こうから走って来たモーターカーは矢のようなスピードで、子どもたちはそのすごさに圧倒されていました。時速500kmだそうです。
リニアモーターカーにはいろいろなタイプがあるぞ リニアの上で記念写真をパチリ
もう一つのコースは、北杜市オオムラサキ・センターです。オオムラサキが生息するような環境(里山)を残していきたいという目的で、観察施設が設置され、動物や昆虫が展示されています。この時期は、オオムラサキのメスが産卵をし終わる時期だそうで、子どもたちは葉っぱに産みつけられた卵を探して歩きました。
「あった〜っ!」「メスがいたぁ〜!」「クワガタもいるぅっ!」
発見は次々と続き、興奮しました。オオムラサキが飛ぶ様子は、速くてとてもかっこよかった。カブトムシやクワガタの展示も心躍るものがありますし、山梨県に生息する動物たち(へびやカエル、ヤマネなど)の剥製も興味深いものです。
「おい、あれはヌケガラだぞっ!」 オオムラサキが羽根を休めているのを発見 樹液に群がるオオムラサキ 「こういうしくみかぁ。」
ヘラクレス・オオツノカブトをはじめてみた ツリーハウスの下でイエーイ! シャトレーゼの工場 アイスの食べ放題!しかも無料!
帰り道では、シャトレーゼの工場に立ち寄り、アイスをつくる工程を見学することができました。オートメーションで卵が割られ、アイスがかたまり、袋詰めされ、出荷されていく様子は壮観で、笑えて来るくらいにスピードが速くておもしろくて、笑いが起こっていました。なんと、その後はアイスの食べ放題ゾーンがあり、一つ、二つとほおばって帰ってきました。
夕方からはパーティが開かれました。鬼ごっこ、ごちそう、景品つきゲームの3部構成でおおいに盛り上がりました。
みんなとっても仲良くなったね。
ごちそうはケーキ、唐揚げ、かき氷 みんなでかんぱい! 花火でおおはしゃぎ! キモダメシでは泣く子が続出!?
第2日目
昨夜、子どもたちは興奮して遅くまで起きていました。朝は早くから目覚めて楽しんでいます。寮はなかなか居心地がよいようです。
さて、サマースクール2日目。お互いに仲良くなって、みんな機嫌良く過ごしています。
木工コースは宝箱とパチンコづくり、大根でっぽう、水でっぽう、よく飛ぶ飛行機づくりでした。なんと30人をこえる子どもが希望しました。一方、クッキ
ングコースのうどん、餃子づくりはというと希望者が少ない。担当の大人は子どもたちの反応にホクホクしたり、がっくりしたり、ハラハラするのが恒例です。
パチンコづくり。ビー玉が転がるのを想像して… 切るのにはものすごく時間がかかるのよ よく飛ぶ飛行機、こりゃすごいよ!
小さな子は、嬉々とした表情でのこぎりをつかいはじめます。しかし厚さ1.5cmの板は、そう簡単には切ることができず、途中であきらめそうになります。そばについている大人がささやきます。
「なかなか切れんなぁ…。」「つらくなったら手伝うから教えてね。」
「 ……… 。」
大人の力をかりるのではなく、自分だけの力でやりきりたい。でもなかなか終わりそうにない。普通だったら、大人にやってもらいたくなると思うのですが、
子どもの村は自分の力でする学校なんだと感じているのでしょう。あきらめてしまうのではないかな、と思うのですが、コツコツと粘り強く取り組んでいまし
た。大人も、子どものそういう気持ちを大切にして、じっと見守りつづけます。
板を切り通した時の満足した表情は印象的です。そしてそれぞれが精一杯、やってみようとする姿、完成した時の生き生きとした顔は感動的で、本当に気持ち
のよいものです。
一方、クッキングでは、南アルプスの小麦を脱穀するところからスタート。石臼を回して粉をふるい、中力粉にまぜてこねていきます。
「小麦ってこんなふうにできるって知らなかった」「おもしろ〜い」と
屈託のない笑みを浮かべて、素直に喜ぶ子どもたち。
うどんづくりでは、できていく生地がチーズのようだといってはしゃいで、歌が始まります。
「うどんだけど、うどんじゃないよ〜♪ チーズ、チーズ、チーズ、チーズはおいしいよ〜♬ またきてねっ?!」
子どもたちの元気と無邪気さに心が洗われます。
餃子づくりでは、学校の果樹園の桃をもぎました。その場でがぶっとかじった子どもが、「あま〜い!」と大喜び。
餃子の皮をつくって、桃を包み込みました。
南アルプス産の麦 石臼は半時計回りでゆっくりとひくよ 小麦のふすまをふるってみると白色の粉がでてきた!
手にくっつくけど気持ちイ〜 足で踏んづけて、よいしょっ、よいしょっ! わたしのうどん。どう? 餃子もできたよ!
学校のブドウ園。実が色づき始めた実をつまんで「まだしぶ〜い」 桃ってこういうふうになるんだね
夜は「星を観にいこう」ツアーを開催。近くの天文館へ出かけました。あいにく天候が悪く、望遠鏡をつかってみることができませんでしたが、天文台に入
り、天体望遠鏡の仕組みをみせてもらって、「すご〜い、やったぁ〜!」と歓喜の声。「はやぶさ」の打ち上げと帰還までのドキュメンタリーをみて、子どもた
ちは感動していました。
南アルプス子どもの村小学校
サマースクール 2010
本日からスタート!
Minami Alps Children's Village Summer School 2010
さて、どんなことが待っているのかな?
3泊4日の、子どもの村の体験スクールがはじまりました!
少しずつ様子を紹介させていただきますので、
チェックしてみてくださいね。
第1日目
サマースクールには40人の子どもが北は茨城県、南は沖縄からやってきました。みんないきいきとした表情をしています。
「まちどおしかった!」「この日が楽しみで楽しみで、寝られない日もありました」とうれしい声。
私たちも、この日を楽しみにしていたのは同じです。
さて、到着した子に渡されたものがあります。それはダンボール箱。
スクール中に自分がつくったものや、気に入ったものをいれておくための器なのです。
思い思いにポスカをつかって描く子どもたちの絵は、とってもたのしいものが多いです。
受け付けのあと、ダンボール箱に思い思いの絵を描く子どもたち ニコニコ笑顔とお花畑、富士山、スターウォーズ、ペンギンさん
オリエンテーション、記念写真、コースの説明などがされ、子どもたちは明日の活動に向けてウキウキとした様子で過ごしていました。