学校法人 きのくに子どもの村学園 南アルプス子どもの村小学校・中学校

                   

         
     南アルプス子どもの村小学校・中学校       
                       〒400-0203 山梨県南アルプス市徳永1717  Tel 055-287-8205 Fax 055-287-8206   絵文字:メール e-mail   :   minami-alps@kinokuni.ac.jp      

  ついに、発売!黎明書房より
  2013年7月発刊! 

学園の詳細


 
    南アルプスの風物詩
 桃の花









 スコットランド2019
絵文字:星 帰国しました!絵文字:星


私たちは南アルプスの自然環境保全活動に
貢献・賛同・協賛しています


希望される場合は、メールでお知らせください。
メールが難しい方は、お電話で事務
室までお問い合わせ下さい。
       ℡055-287-8205

    自由学校の設計(増補版)
    黎明書房 2009.7.25発行





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since June 2009

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お知らせ

『南アルプス子どもの村の サマースクール2023』 今年度の募集は締め切りました。たくさんのお申し込み、ありがとうございました。(2023.06.10)

サマースクール2022開催のお知らせ



『南アルプス子どもの村の サマースクール2022』 今年度の募集は締め切りました。たくさんのお申し込み、ありがとうございました。(2022.06.10)

6月24日(金)に抽選結果を発送しております。ご確認ください。





サマースクール2021開催のお知らせ


たくさんの申し込み、ありがとうございました。 子どもの村のサマースクール2021 の募集は締め切りました。

7月6日(火)に抽選結果を発送しております。まだ届いていない場合は学校へご一報ください。(055-287-8205)






福島の子どもたちのサマープロジェクト2018 開催します!



たくさんの申し込みをいただき、ありがとうございました!
サマープロジェクトのお申し込みは締め切りとさせていただきます。

(2018.6.8  )





サマープロジェクト2018を開催しました!






  または、学校facebook (左側 facebookアイコン)でもお知らせしています

福島の子どもたちのサマープロジェクト2015 参加者募集中!





絵文字:NEW 募集要項はこちらをクリック
申込締め切りました。たくさんのご応募ありがとうございました。
参加についてのお返事は、6月末までに郵送でお知らせいたします。

サマプロ2014

    



第1日目

   

はるばる福島から5時間半かけて、子どもたちが到着しました。道のりはとっても遠くて、かかる時間も長かったようですが、みんな元気です。
来てくれた子たちは表情よくバスから出てきました。道中の話をきくと、「スカイツリーがみえたんだよっ!」「ビルはめちゃくちゃ高くてたくさんあった!」と教えてくれました。とくにバスの中からみえる東京の景色は心に残ったようです。

学校に到着。たくさんの職員と熱さがお出迎えしました。
「えっ!? ここ学校なの?」「宿題はもってきちゃいけないって書いてあったよ」という声が聞こえます。

活動内容の説明をきいて、わくわくとしている様子がみられます。まずはゆっくりと休んで、明日からはじまる楽しい活動に備えてもらいます。

summer school 2013

第4日目(サマースクール最終日)




第3日目




第2日目
第1日目

南アルプス子どもの村のサマースクール2013についてのお知らせ


参加申込書 絵文字:メール

サマースクール参加申込書2013.pdf
締切ました。たくさんのお申込みありがとうございました。
ご参加いただけるか否かのお返事は6月末に発送いたします。



Summer School 2012 in Minami-Alps 最新情報






Summer School in Minami-Alps Children's Village 


2012年 南アルプス子どもの村サマースクールのご案内



  
  
 南アルプス子どもの村はとても楽しくてワクワクする学校です。          
 プロジェクトという体験学習が中心で、体と頭をめいっぱいつかって学んでいきます。 
 
 建物をたてたり、料理をしたりすることに1週間のうち、いちばんたくさんの時間をあてています。
 
 こんな学校をみなさんに知ってもらいたくて、今年もサマースクールを開きます。 
 
 入学したいなと思っている人や、ちょっと考えてみようかなと思っている人は、この機会にぜひ来てください。
 
 ノコギリやトンカチをつかっておもちゃをつくったり、料理をしたり、水遊びをしたり、楽しいことをいっぱいしませんか。
 
 待っています!
 

 
 去年のサマースクールの様子は ↓ 「サマースクール2011レポート」を見てみてね。


◆日   時
   2012年7月26日(木) AM11:30 受け付け
                     7月29日(日) PM3 :00ごろ解散  (3泊4日)
          <学校説明会 7月29日(日)PM1:30~>
 
◆費   用     年長15,000円  小学生20,000円
          ※きょうだいでの参加は、2人目以降は3,000円引き
          ※教材費、食費、宿泊費、保険料を含みます

◆対   象   年長さん(5歳)~小学6年生

◆募集人数   45名 定員 
          ※入学の意思のある方を優先させていただくことがあります

◆申込方法   申込書を2枚 印刷してご記入、ご捺印いただき、郵送、またはFAXでお送りください。 
          →
サマースクール参加申込書.doc サマースクール参加申込書.pdf
          印刷ができない場合は、事務室までご連絡ください。申込書をお送りします
                       申込終了いたしました。たくさんのお申込みありがとうございました。
           ご参加いただけるかどうかのご連絡を、7/10に発送いたしましたので、
           しばらくお待ちください

◆しめきり    6月30日(土)必着 (6月1日(金) 受け付け開始)
           参加の可否は、しめきり後(7/10ごろ)に郵送にてお知らせいたします
           ご参加いただける方には、振込口座とくわしいスケジュール等をご案内いたします

◆問い合わせ  南アルプス子どもの村小学校・中学校 事務室
           〒400-0203 山梨県南アルプス市徳永1717  
            Tel 055-287-8205  Fax 055-287-8206
                        e-mail: minami-alps@kinokuni.ac.jp
           ※メール・お電話では受け付けはできません。お問い合わせのみになります

◆体験入学   入学・転入をご希望の方は、今回のサマースクールを体験入学とすることができます
          体験入学として参加される場合は、事前に必ず学校見学にお越しください
 
◆そ の 他   最終日の午後には、学校説明会を予定しています。参加するご家庭は、参加人数をお知らせ(ご記入)ください
          いったん振り込んでいただいた参加費はお返しできませんので、ご了承ください

 
   今年は4つのコースから選べるよ。
おたのしみに!

                                           
              

                
             
                                     
                                   
 
そのほかの活動 … パーティーや水遊び、きもだめしも楽しいね。何をするかは、みんなで決めよう!
※活動内容は、参加されるお子さんによって変わることがありますのでご了承ください。






サマースクール2011 レポート


 絵文字:晴れ the first day      〜 2011年 サマースクール 1日目 〜

 
 集まったのは関東圏や甲信越地方からの6歳から11歳、35人の子どもたち。今日から3泊4日にわたるサマースクールのはじまりです。
きてくれて、ありがとう!

  
  
 コースは3つ。おもちゃランド、なにぬのようひんてん、子どものレストラン・アルプスです。さてさて、職員たちは、あれやこれやと構想を練りつづけ、子どもたちが見て、飛びついて来るような活動内容を用意。準備万端でこの日を迎えました。今日は、顔合わせの後、プラ版をつかってネームプレートづくり、寮でベッドメイキングで一日が終わりました。寮では「おばけごっこ」に熱中し、はしゃぎまわり、みんな興奮冷めやらぬうちに就寝時間がやってきました。明日からの活動が楽しみです。


 全員集合写真(左) 「パーティをしたい人〜?」(右上) 「じゃあ、自分のへやにいってみよう!」ガヤガヤガヤ…(右下)


絵文字:星 the second day      〜 サマースクール 2日目 〜

 
 いよいよ2日目。朝から元気いっぱいの声が運動場にこだましています。「きのう、寝てないよ〜」「○○君と友だちになった〜!」
さて、本日はコースにわかれての活動。子どもたちはやる気満々です。話をよく聞いて、とびつくように活動にのめりこんでいました。


ある子が質問があるというので、「なあに?」と聞くと、「シッパイしてもいいですか?」といいました。
もちろんその答えは「どんどん失敗してね。大人は失敗する子が大好きです」


絵文字:猫 the third day      〜 サマースクール 3日目 〜

 
ついに3日目。楽しみにしていた川遊びの一日です。学校からバスに揺られて40分、白州の尾白川までいってきました。
とってもきれいな水を見た子どもたち。
「きれい、きれい、きれいすぎ〜!」という声。目の輝きがちがいます。
一目散に川に入っていったのですが、「なにこれ〜っ!つめたい!」という悲鳴が聞こえました。そうなのです。山梨に川はたくさんあるけれど、
この川はとっておきといえるほど透き通った水の流れる美しい川なのです。けれど、水が冷たい。
ある子たちは、「修行じゃ〜」といって、水にはいっていました。たのしい時間はあっという間に過ぎるもので、もう少しいたい気持ちを残して帰校。

 
学校に帰った後は、パーティ準備をする子とのんびり過ごす子にわかれます。パーティの係の子たちは忙しそうに走りまわっていました。

夕方から、いよいよサマースクール打ち上げパーティが始まりました。まずは乾杯からスタート。
子どもたちの手づくりパフェ、景品つきくじびき大会、花火のかわりのクラッカー(夕立のため)、きもだめしと続きました。
とくにきもだめしでは、サダ子、ミイラ男、ゾンビ、
大きなカメまで登場し、たいへんにぎやかな様子でした。


自分のパフェづくり 「アイスも生クリームものせちゃった!」


 
絵文字:NEW the fourth day      〜 サマースクール 4日目 〜
 
とうとう最終日。最初はとまどっていた子どもたちの表情が、どんどん変わってきました。
お互いを許しあう雰囲気、動くスピード、息づかい、声の大きさ。何よりも大人との距離が近くなり、素直な表情を見せています。

さて、この期間中、活動のなかで子どもたちはいろいろな難問にぶつかっていました。
「これでいいの?」と不安げに子どもがたずねます。そんなとき、「さあ、どうかなぁ?」とまずは自分の頭で考えてもらいます。
 たくさん失敗しても大丈夫だよと伝えると、安心した表情をして、思う存分、手と頭を使ってうごきはじめます。

コース・おもちゃランドの人気はすさまじく、最終日の空飛ぶおもちゃづくりはさらに大盛況でした。
紙飛行機、たねグライダー、ブーメランのうちどれか一つか二つできればよい、と考えていたところ、
状況は大人の予想をはるかにうわまわり、
3つを完成した上で、さらに何かしたいという子どもたちに、大人は嬉しい悲鳴をあげます。
「よ〜し、時間がまだまだあるから、自分のつくりたいものをつくっちゃおう!」と声をかけると、
まっていました!、とばかりに板をとりにいく小さな子たち。
釘をにぎりしめ、床にすわり、木材に釘を打ちつけ、つなげていこうと決めたようです。
トンカチをもって来て打つのですが、釘が倒れていきます。それでも何度も繰り返します。
大人はあれやこれやと準備に追われ、そばにいて手を貸してあげられません。
すると、目を疑うようなことがおこりました。ある子は
釘をげんこつでうとうとして、トントンと叩いています。「いて〜っ!」という声。
ある子は、木の棒をどこかからもってきて釘を打とうとしていました。
「この方がうまくいきそう」「これじゃあ、だめかな」
表情は真剣そのものです。
その隣で、小さな子がノコギリをひこうとしますが、板が動いてしまうので困っています。
「ここを押さえたらうまくいくかもね」と声をかけ、足で押さえていると、
その背中で、ノコギリをつかって板をひく子が同じように困っていて足を高くあげて、一人もくもくと板を切りつづけています。
その近くにいた男の子が「はぁ、つかれた。もうむり〜」といいながら、休んではまた板を切り…。
それをそばで見ていたのは、きのくにの中学生ボランティア。
普通の状況であれば言葉をかけそうになるはずるですが、こうした試行錯誤を微笑んで見守りつづけます。
子どもたちのやる気もさながら、そばにいて見守る中学生たちのあたたかい態度には頭が下がるおもいです。
自分自身であることを受け入れられてきた子は、人に寛容になるのかもしれません。

なにぬのようひんてんでは、なが〜いマクラづくり。そして、子どものレストランではプルーンジャムづくりが進んでいました。



子どもたちが、自分のチカラで頭や体をめいっぱいつかった4日間。最後は本にまとまりました。
どの子も、とってもたのしかった、と伝えてくれました。ありがとう。

みんなにまた会えることを楽しみにしています。また来てね。